嘘日記 2/14

年に一度のバレンタインということもあり、早朝から親友のバーバリアン鈴木の頭部に五寸釘を打ち込む仕事に精を出していると、当局から電話が。ダムの一件でついにお沙汰が下るのかと覚悟を決めたが、意外にも「昨日拾ったインコの名前を考えてくれ」とのこと。背中に矢口真理の顔が浮かび上がっているという特徴から「ミニモニ。斬首だぴょん」と命名。昼からはピクリとも動かなくなったバーバリアン鈴木を引きずって映画館へ。鈴木はもう死んでいるのに二人分の料金を取られた、納得がいかない。